フリーランスとして仕事を始める前には、事業用の口座を開設しておきます。プライベートで使う口座とは別に、仕事用の口座を作っておくと安心です。事業のお金の流れは複雑なものが多く、プライベート用のものと同じにしておくと経費を見つけるのが難しくなることがあります。確定申告などをスムーズに行うためにも、事業用の口座は開設しておきましょう。
不動産の契約も忘れてはいけません。フリーランスとして働き始めると自営業扱いとなり、賃貸物件などの貸し出しの審査が厳しくなることがあります。審査で不利にならないためにも、独立前には不動産の契約を済ませておきましょう。
名刺の作成や備品の準備も大切です。名刺は独立した後にも仕事が貰えるように人脈を広げるためにも必要不可欠です。仕事の依頼を受けるときや営業をするときにも必要になるので、あらかじめ準備しておきます。
個人のオフィスなどに置く備品も用意します。印鑑や封筒、切手など事務処理に使うものは一通り揃えておきましょう。
フリーランスとして活躍する前には、色々な手続きを終わらせておくことも大事です。開業届や年金、健康保険などの手続きをします。
開業届はフリーランスとして本格的に仕事をするときに提供するもので、提出をすると正式に事業主として認められることになります。所得税の控除額を増やすことも可能なので、なるべく開業届は出すようにしましょう。
年金は厚生年金から国民年金への切り替え、健康保険は社会保険から国民健康保険に移行するようにします。